ムオタス・ムライユハイキングを終えた後、午後からコルヴァッチ展望台に行き、さらに夕方からオスピツィオ・ベルニナ駅~アルプ・グリュム駅の一区間だけベルニナ鉄道に乗ってみました。
明日から少しずつ天気が悪くなる予報だったので、天気のいいうちに少しでも多くの場所に行っておこうということで、あちこち足をのばしました。
コルヴァッチ展望台
ムオタス・ムライユのハイキングを終え、車に乗ったのが13:00過ぎ。お昼ご飯も食べずにコルヴァッチ展望台に向かいました。
コルヴァッチ展望台に行くゴンドラ乗り場には有料の地下駐車場があり、2CHF程度かかりました。
ゴンドラはかなり大きかったですが、時間帯のせいかお客さんはそれほど多くはありませんでした。
ゴンドラの中から中間駅ムルテールを見下ろした景色です。
ムルテールからフォルクラ・スールレイ、ロゼック谷までのハイキングも考えていたのですが、今回は見送りました。
標高3303mのコルヴァッチ展望台に到着しました。
展望台のすぐそばは雪で、雪山の景色がきれいです。コルヴァッチは、ハイキングするというよりも、眺めを楽しむ展望台という感じでした。
シルヴァプラーナ湖の眺めもきれいでした。
レストランのテラス席では、多くの人が景色を楽しみながらお茶していました。
私たちはそんな彼らを尻目に、機内食で残したパンなどをベンチでそそくさと食べ、遅めのランチとしました(なんて貧乏くさい・・・)。
ベルニナ鉄道:オスピツィオ・ベルニナ~アルプ・グリュム
コルヴァッチ展望台を降りたらもう夕方でしたが、日が暮れるまで時間があるので、ベルニナ鉄道に少しだけ乗ってみることにしました。
エンガディンカードを使えば、普通車のみですがベルニナ線の電車にも無料で乗ることができます。
エンガディンカードを使って無料で乗れるのは、アルプ・グリュムまでの区間だったので、オスピツィオ・ベルニナ(Ospizio Bernina)からアルプ・グリュム(Alp Grüm)までの一区間だけ電車に乗ってみました。
ポントレジーナから南下しオスピツィオ・ベルニナ駅に向かうまでの間、道路と線路が平行に走ってる箇所では、残雪の山を背景にして走るベルニナ鉄道の姿を見ることができます。
オスピツィオ・ベルニナ駅です。
オスピツィオ・ベルニナ駅の裏には、美しい色をしたビアンコ湖(ラゴ・ビアンコ)があります。湖の周囲にはハイキングコースもありますが、今回はパスです。
ティラーノ(Tirano)行きのベルニナ線普通列車に乗ると、窓越しにビアンコ湖の眺めを楽しめます。
20分ほど電車に乗っていると、次のアルプ・グリュム駅に到着しました。
アルプ・グリュム駅からはパリュ氷河から流れる川がパリュ湖に注ぎ込んでいる様子が見えます。
アルプ・グリュム駅には10分ちょっと滞在し、次のサンモリッツ行き電車でスピツィオ・ベルニナ駅に戻りました。