これは、2017年8月にオーストラリアのケアンズをレンタカーで旅行した時の記録です。
今回のケアンズ旅行でやりたいことの1つに、野生のカモノハシを見ることがありました。カモノハシはオーストラリアにしかいない動物なので、ぜひとも見てみたかったのです。
今回は、ピーターソン・クリーク(Peterson Creek)という場所で、カモノハシをじっくりと見ることができました。
カモノハシのポイント:ピーターソン・クリーク
ケアンズ周辺には、カモノハシがよく見られるというポイントがいくつかあります。
地球の歩き方には、カモノハシを個人で見に行くなら、と、ターザリーレイクス(Tarzali Lakes)が紹介されています。
今回はターザリーレイクスには行かず、地球の歩き方には載っていないカモノハシポイントであるピーターソン・クリークに行き、運よくすんなりとカモノハシに出会うことができました。
ピーターソン・クリークは、アサ―トンテーブルランドの有名な観光地であるカーテンフィグツリーの近くにある川で、ケアンズからは車で1時間ほどの距離にあります。
ピーターソン・クリークのカモノハシが見られる場所は、ユンガブッラ(Yungaburra)という小さな町から歩いていくことができます。ユンガブッラはのんびりとした時間が流れる、とても雰囲気のよい町です。
最初に、ユンガブッラにあるインフォメーションセンター(Yungaburra Information Centre)に行ってみると、スタッフの人が親切にカモノハシが見られるポイント(遊歩道)を教えてくれました。
ユンガブッラインフォメーションセンターから5分ほど歩くと、橋のところにPlatypus Viewing Platformという、カモノハシを観察するために作られた観察台があります。
運が良ければこの観察台でカモノハシが見えるようなのですが、私たちが行ったときはここにはカモノハシはいませんでした。
川沿いの遊歩道でカモノハシを見る
Platypus Viewing Platformがある橋から川沿いに2km程度の遊歩道が続いていて、そこを歩きながらカモノハシが観察できるようになっています。
今回私たちは、この遊歩道を歩いてカモノハシを見つけることができました。
遊歩道沿いの川は濁っていて、流れもゆるやかです。カモノハシがいる(もぐっている)ときには、ぶくぶくと泡が出てくるのでわかります。
突然現れたカモノハシ!
時々水にもぐったりしながら、気持ちよさそうに川を泳ぐカモノハシをじっくり見ることができました。
川沿いの遊歩道は散歩や鳥見にも最適
このピーターソンクリークの遊歩道は、とても穏やかで気持ちのいい散歩道で、カモノハシ目的でなくても楽しめる感じでした。
こんな吊り橋もあります。
川でのんびり日向ぼっこするカメ。
鳥もたくさんいて、鳥見も結構楽しめました。
ヤブツカツクリ(Australian Brush-turkey)
コチャゲミツスイ(Dusky Honeyeater)
ナマリイロヒラハシ♀(Leaden Flycatcher)
メンガタカササギビタキ(Spectacled Monarch)
アカハラモズヒタキ(Rufous Whistler)