これは、2017年8月にケアンズを旅行したときの記録です。
今回のケアンズ旅行は、日本では見られないような珍しい野生動物や野鳥を見るのが目的でした。その中の一つで、ぜひ見たいと思っていたのが野生のヒクイドリです。
ヒクイドリは飛べないダチョウのような大きな鳥で、絶滅危惧種です。
地球の歩き方には「非常に珍しい鳥で、野生で見られたら幸運」と書かれていましたが、今回の旅行では幸運にも2回も見ることができました。
エティベイ(Etty Bay)付近で見たヒクイドリ
エティベイ(Etty Bay)はケアンズ中心部から車で1時間半ほど南下した場所にある海岸です。
事前にネットでこのあたりでヒクイドリがよく見られるという情報を得ていたので、狙って見に行きました。
↑エティベイ周辺の道路で見られるヒクイドリ注意の道路標識
エティベイでは見られなかったのですが、エティベイ近くの道路でヒクイドリに遭遇することができました。ちょうどヒクイドリが出やすいと言われている夕方のことでした。
夫婦のようで2匹連れだって道路わきをのんびり歩いていました。ペッタンペッタンと、かなり大きな足音を立てていたのが印象的でした。
マウント・ハイピパミー国立公園で見たヒクイドリ
別の日に、アサ―トンテーブルランドのマウント・ハイピパミー国立公園(Mount Hypipamee National Park)に行ったときにも、ヒクイドリに遭遇しました。
クレーター跡やディナー滝に向かう遊歩道を歩いていると、いきなり出てきました。
「世界で一番危険な鳥」と言われるヒクイドリは、巨大な爪で人を蹴り殺す能力もあるらしいです。怖くてうかつには近づけません。でもバッチリ写真は撮れました。
ここで出会ったヒクイドリは一匹で、のんびり歩いてエサを探しているような感じでした。今回も、ヒクイドリに出会ったのは夕方でした。